本記事では、外部カレンダーとiOSカレンダーという言葉を、以下のように定義して使用します。
< 外部カレンダー >
GoogleカレンダーやiCloudカレンダーなどの、Lifebear以外のカレンダーサービス。
< iOSカレンダー >
iPhoneやiPadに元から入っている「カレンダー」という名称のカレンダーアプリ。
Lifebearと外部カレンダーは直接的に連携することはできないため、以下の通り間接的に連携を行います。
- iOSカレンダーに、外部カレンダーを連携させる
- 外部カレンダーが連携されたiOSカレンダーを、Lifebearが読み込んで連携する
お客様が求める外部カレンダーの情報が、iOSカレンダーを経由し、正常にLifebearに連携できることを本記事のゴールとします。
< 目次 >
< LifebearとiOSカレンダーを連携する >
■1.
Lifebearが、iOSカレンダーの情報を読み込むように設定します。
- Lifebearを起動する
- 画面右下の「その他」タブをタップ
- 画面右上の「設定」をタップ
- 2段落目の「iOSカレンダー同期」をONにする
■2.
iOSカレンダーが、Lifebearからの読み込みを許可するように設定します。
- iOSの設定アプリを起動する
- 画面最上部の検索エリアで「Lifebear」を入力する
- 検索結果から「Lifebearアプリ」をタップする
- 「カレンダー」をONにする
また、「手順4」の画面で「Appのバックグラウンド更新」「モバイルデータ通信」もONにしてください。
こちらがOFFになっていると、正常に連携できない現象が確認されています。
< iOSカレンダーと外部カレンダーを連携する >
■3.
iOSカレンダーが、外部カレンダーを読み込むように設定します。
- iOSの設定アプリを起動する
- 「カレンダー」をタップ(パスワード、メール、連絡先の並びにあります)
- 「アカウント」をタップ
- Lifebearと連携したいアカウントをタップ
- 以下2つの点をチェックする
- 連携が中断されていないか(中断されている場合は、パスワードの入力が求められます)
- カレンダーの連携がONになっているか
(iCloudの場合は以下の手順を参考にしてください)
- アカウント一覧から「iCloud」をタップ
- 2段落目の1番目にある「iCloud」をタップ
- 「iCloudを使用しているAPP」から「すべてを表示」をタップ
- 1段落目の中央にある「カレンダー」がONになっているか確認
また、そもそも連携したいアカウントが表示されていない場合は、「アカウントを追加」から画面の指示に従ってアカウントを追加してください。
■4.
iOSカレンダーが、外部カレンダーと通信を行うタイミングを設定します。
- iOSの設定アプリを起動する
- 「カレンダー」をタップ(パスワード、メール、連絡先の並びにあります)
- 「アカウント」をタップ
- 最下部の「データの取得方法」をタップ
この画面において、以下の3点を行ってください。
- 最上部の「プッシュ」をONにする
- 中央部の各アカウントをタップし、「プッシュ」か「フェッチ」を選択
- 最下部で「自動」を選ぶ
特に、中央部か最下部で「手動」を選んでしまうと、外部カレンダーの情報を読み込むために、毎回iOSカレンダーをお客様が起動しなくてはいけなくなってしまいます。
■5.
iOSカレンダーが、外部カレンダーから取得する情報の範囲を設定します。
- iOSの設定アプリを起動する
- 「カレンダー」をタップ(パスワード、メール、連絡先の並びにあります)
- 画面下部の「同期」をタップ
- 「すべてのイベント」をタップ
こちらで選択した期間が、iOSカレンダーに表示されるデータの期間となります。
例えば、「2週間前のイベント」を選択していると、それよりも過去のカレンダーデータはiOSカレンダーには同期されなくなってしまいます。
< 端末の設定を調整する >
■6.
※ 本節はWi-Fi専用モデルのiPadは非対応となります。
端末の省データモード設定がONになっていると、iOSカレンダーと外部カレンダーの情報が自動で同期されない現象が報告されています。以下の手順でOFFにしてください。
- iOSの設定アプリを起動する
- 「モバイル通信」をタップ
- 「通信のオプション」をタップ
- 「データモード」をタップ
- 「標準」をタップし選択する
一部の端末では、省データモードの解除方法が異なります。
そのような方や、省データモードについて詳しく知りたい方は、Apple公式ページでご確認ください。
■7.
※ 本節はWi-Fi専用モデルのiPadは非対応となります。
モバイルデータ通信設定がOFFになっていると、iOSカレンダーと外部カレンダーの連携が、Wi-Fi環境下に限定されてしまいます。以下の手順でONにしてください。
- iOSの設定アプリを起動する
- 「モバイル通信」をタップ
- 画面下部にある「カレンダー」と「Lifebear」をONにする
■8.
低電力モード設定がONになっていると、iOSカレンダーと外部カレンダーの情報が自動で同期されない現象が報告されています。以下の手順でOFFにしてください。
- iOSの設定アプリを起動する
- 「バッテリー」をタップ
- 「低電力モード」をOFFにする
< Lifebearの設定を調整する >
■9.
連携して読み込んだiOSカレンダーの情報を、Lifebear上で表示するように設定します。
- Lifebearを起動する
- 「カレンダー」画面を開く
- 画面右上の「カレンダーアイコン」をタップ
- 「表示設定」をタップ
- Lifebearで表示したい項目にチェックを入れる
チェックが入っていないと、「連携はしているが、Lifebearカレンダーには非表示」という状態になってしまいます。
■10.
まずは以下の画面をご確認ください。
- Lifebearを起動する
- 「カレンダー」画面を開く
- 画面下部の「+」をタップし、「予定作成画面」を開く
- 画面中央の「詳細を表示」をタップ
- 「カレンダー」をタップ
この画面で「Lifebearカレンダー」を選択した場合には、その予定はLifebearでのみ表示されます。
iOSカレンダー、及び、外部カレンダーには反映されませんのでご了承ください。
また、予定作成画面を起動した際に、最初から設定されている「カレンダー」は、以下の画面で設定可能です。
- Lifebearを起動する
- 画面右下の「その他」タブをタップ
- 画面右上の「設定」をタップ
- 「予定作成時のデフォルト設定」をタップ
- 「カレンダー(予定)」をタップ
- 最初に設定されてほしいカレンダーをタップ
< よくあるご質問 >
■11.
Q.
「連携は正常にできたが、これまでにLifebearで作成した過去の予定が、Googleカレンダーに反映されない」
A.
連携が完了しても、Lifebearに登録してある全ての予定がGoogleカレンダーに反映されるわけではありません。
「■10」にある通り、予定に「Lifebearカレンダー」が設定されている場合は、その予定はGoogleカレンダーには反映されません。
GoogleカレンダーとLifebearの両方に反映させたい予定については、「Googleカレンダー」をご設定いただくようお願いします。
なお、過去に「Lifebearカレンダー」で作成した予定を「Googleカレンダー」に切り替える機能はございませんのでご了承くださいませ。
< 解決しない場合 >
お問い合わせフォームよりご連絡ください。
その際に、以下2つの情報は必ずお伝えいただきますようお願いします。
▽1.
「"【iOS】GoogleカレンダーやiOSカレンダーと連携したい(連携が上手くいかない)"の記事を読んだが解決しなかった」
↑の文章をコピーして、そのまま「問い合わせ本文欄」に記載してください。
▽2.
お客様が困っている内容を、なるべく具体的に記載してください。
例)
- Lifebearで作成、編集した外部カレンダー予定が、iOSカレンダーに反映されない
- iOSカレンダーに表示されている予定が、Lifebearに反映されない
- 外部カレンダー予定が、iOSカレンダーにもLifebearにも反映されない
特に、「外部カレンダー予定がLifebearに表示されない」というお問い合わせの場合には、その予定が「iOSカレンダーに表示されているかどうか」が重要になってきます。
以下の確認方法を参考に、iOSカレンダーでの予定表示は問題がないかをお確かめください。
- iOSカレンダーを起動する
- 画面最下部中央の「カレンダー」をタップ(iPadの場合は、画面左上のカレンダーアイコン)
- 画面右下の「すべてを表示」をタップ
- 画面を上から下に引っ張って、読み込みを行う
- 画面右上の「完了」をタップ
- 画面上に、求める予定が表示されているか確認する